オリーブの花の特徴
オリーブの花は、5月上旬から6月上旬ごろ(気候や品種によって開花時期が違います)咲きますが、米粒大の小さな白い花なので、その存在を知らない人には目立たない存在のまま結実するか枯れるかで僅か数日で消滅してしまいます。
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オリーブの花には、蜜はなく、多量の花粉を風でとばす風媒花ですが、昆虫を媒介して受粉を行う虫媒花でもあります。花粉の飛ぶ範囲は2kmと言われていますので、近くに植えていなくても結実する可能性は高い。
また、他の品種の花でないと受精・結実しない自家不和合性の品種が多いので、実をつけるには受粉樹として異なる品種の木を植える必要がありますが、ネバディロ・ブランコなどのように1本でも自家受粉する品種もあります。
オリーブの花が咲く時期は梅雨の季節に差し掛かり、雨などで花粉が洗い流されたり、場合によっては花自体落ちてしまったりして無事に結実するかどうかは天候に左右される確率が高い。
オリーブの花 花言葉
オリーブの花の花言葉は「平和」「知恵」「やすらぎ」「勝利」
更に、オレウロペインはオリーブ特有のポリフェノールでありオリーブのあらゆる部分に存在しますが、特に葉っぱに1番多く含まれます。 (オーレユーロペン(由来:オーレ・・・オリーブ ユーロペン・・・ヨーロッパ)と呼ばれるもので 最初にヨーロッパ産のオリーブから見つかった為に名づけられました。)
この、健康に良い有効成分を効果的に摂るには、お茶として抽出して摂取するのが一番手っ取り早い方法だと思います。以下は簡単なオリーブティーの作り方です。農薬を使っていない新鮮な葉を使う必要がありますので、ご自身で摘むか、確認をしてから使用して下さい。
オリーブティーの作り方
1.収穫したオリーブの葉を水で軽く洗い、天日干しにして乾燥させます。
2.オリーブの葉をミキサーに掛けるか、手で揉み潰し、お茶パックにいれ、沸騰させます。
3.苦味が弱くなり、まろやかにする為、沸騰した後に、お茶バッグを取り出してさらに2,3分弱火で煮ます。
※オリーブ茶の飲み方は、ポットに一人前入れて熱湯を注ぎ2分間蒸らします。ティーカップに注いでお飲み下さい。
オリーブティーについては次のページで詳しく書いています。